[テプク / モドムプク/ ウェプク/ チャンゴ / サムル鼓 / パンソリ大鼓 / ジン / 座鼓 ]

 

 


大鼓(テプク)

材 料

松、牡牛の皮

大きさ

66p X 66p/83p X 83p X 99p X 99p

壮大さと華やかさを自慢とするハンウリムの大鼓は冬に伐木して乾かせた韓国産の紅松を使用したので強度の高いプクです。大鼓を演奏する際、大鼓の縁をプクチェで叩くため鼓筒の強度はとても重要です。この理由のためハンウリムの太鼓は特に専門演奏家に好まれています。また、国内最高である牡牛の厚い皮と鼓筒に琉璃繊維(Glass FiberSheet)を塗り付けるハンウリムだけのノウハウで作られた大鼓の音は韓国だけでなく全世界に響き渡っています。




モドゥ厶プク(モドゥ厶: いろいろなものを合わせるという意味)

材 料

松、牛皮

大きさ

43 p X 15 p X 24 p X 66p

専門演奏家に好評を得ているハンウリムのモドゥ厶プクは堅固な鼓筒と厳選した牡牛の厚い皮だけを使用したので響きが優れています。モドゥ厶プクも紅松を使って鼓筒の強度を高くさせたうえ模様もまた美しいです。多様な大きさの太鼓から出る音色の調和と演奏に合わせて特殊製作されるプクを支える台などそのすべてが自慢できる作品です。




ウェプク

材 料

松、牛皮

大きさ

174p 60p

組立の方式で製作されるハンウリムのウェプクは堅固な紅松を使ったので激烈な演奏にもよく耐えます。また、高級の皮から鳴る音は聴衆の胸にまで響かせます。そして変形を防ぐため枠を高級の木であるラワンを使用したので高品質の代名詞として呼ばれています。それに丹青を獅したので公演のびートナーとして少しも劣らないと思われます。




チャンゴ (杖鼓)

大きさ

及び長さ 55~62p

材 料

桐の筒、牛皮(犬皮、羊皮、馬皮)、丸皮プジョン

特 徴

筒の中に防水材の處理がされているため耐久性と抗菌性が優れる。

この楽器は真ん中の部分が細いため又の名は細腰鼓とも呼ばれる。チャングの筒は主として桐を使うが、槐木又は金属で作られたのもある。左のクン側は牛皮を使い、右のチェ側は馬皮,犬皮,羊皮などを使う。従って,左と右の音がそれぞれ違う。皮が太いと穏やかで重い音がし、薄いと高くて澄んだ音がする。音をもっと高く又は低くさせたい時はクルレ(縮綬)を左右に動かして音を調節する。チャンゴは国楽器の演奏に編成される打楽器で正楽,散調(サンジョ),舞楽,民謡,農楽に至るまで多様に使われる韓国を代表する楽器である。




サムル鼓

大きさ

直徑 35~45p

材 料

桐、牡牛の皮

桐の兩側に牡牛の皮をあて綱で引っ張ったもので響きが優れてすばらしい音を出す。

プク(太鼓)は楽器の中で一番原始的な楽器である。初めはプク自体が独立した楽器であったが,他の楽器が発達されて声楽が生まれてからプクは演奏よりは伴奏の役割を果たすようになった。しかしながら、まだ他の国々の伝統音楽には太鼓だけの演奏が重要な音楽様式として残されている。韓国にも鼓舞または農楽でのチャンゴ及び太鼓はその自体だけでもとてもすばらしい公演芸術となる。太鼓は昔は丸木を切って中をしゃくって使ったが今は細長い木の板を集めて大鼓の筒を作り両面を皮で被せる。皮は主として牛または犬の皮が使われる。韓国の太鼓はチャンゴを含めて20余種があるがその中で約10種は殆んど使われていない。太鼓は見掛けによって名前もそれぞれ違う。農楽に使われる大鼓は大きさが45x25pで皮の縁に穴をあけ、両面の皮を一つの綱で引っ掛け,そして引っ張る。又,大鼓の筒と綱の間に木の切端を入れることで皮をより引っ張ることができるようにさせ大鼓の音程を調節する。しかし、パンソリに使う大鼓は大鼓の筒を皮でもう一度包んで両面にそれぞれの皮を被せてから平たい釘で止めて置くので音程の調節が出来ない。




パンソリ大鼓

大きさ

直徑 38p

材 料

桐筒、牛皮

パンソリの伴奏用として使われる大鼓で筒の兩側を牛皮を張って丸い釘で皮を固定させ作る。

又の名はソリプク(音鼓)とも呼んで主としてパンソリの時、伴奏用としてよく使われる。このソリプクを演奏する人を鼓手と言い、パンソリの時鼓手の役割の重要さを一鼓手二名唱と言う言葉で強調している。この鼓手は調子を取ること以外に必要な状況描写のため'良し,良し'とかのチュイ厶セを入れ興を添える。木で作った鼓筒に農楽鼓の場合綱結って引き張るがこのソリプクは鼓の胴の部分を演奏する技があるため鼓筒の両側の縁をぐるりと回しながら鼓の両面の皮を鉄のびょう(鋲)で固定させる。




ジン(大金)


大きさ

直徑 39p

材 料

眞鍮

特 徴

真鍮を金づちで打って音を合わせたパンチャ技で製作され音の響きが深くて奥床しい。

使用され始めた時期ははっきりとしていないが、朝鮮の成宗時代に編纂された楽学軌範に大金と小金が記録されていて使用用度によって名称がジン又は大金として使われたことが分かる。即ち、宗廟祭礼楽では亜献と終献楽である定大業に編成される。亜献は晉鼓を十回打つことで始め,終献は大金を十回打つことで音楽の最後を告げる。又、農楽ではケンガリ(ショウクム)は細いカラク(調べ)を鳴しジンは毎調子の初拍子に鳴す。ジンチェは木で作ったチェに布を巻いて使うがもっと柔らかくするために以前は藁を巻いて使ったりしたこともあった。




座鼓

材 料

桐、牛皮

特 徴

美しい丹青が施された楽器で伴奏等に使われる楽器である。

この楽器は鼓を枠にぶら下げた楽器である。昔の文献には見られないが、金ホンドの舞楽図からは見られる。この絵には笛、ダイク厶、へク厶、チャンゴ(杖鼓)、座鼓があるのでその当時の三絃六間の編成が見られる。座鼓はチャンゴのプクピョン(右側の面)を打つ拍子、即ち長短の初拍子と強拍子を共に打つ。踊りの伴奏音楽、管楽合奏、そして管絃合奏等の音楽に使用されている。



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